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信頼関係を構築する上で欠かせないもの

探偵と依頼人のあいだに欠かせない信頼関係は「依頼人のオーダーや問いに探偵がどう応えるか?」で大きく異なるものです。

ですから、ご相談の時点でも既に信頼関係が形成され始めているとも考えられるのです。その証拠に探偵との相談後に信頼して「探偵に調査依頼をして契約を交わす」という流れになるのです。少しでも目の前に存在する探偵に不安や疑念を感じたならば、探偵に依頼することは無いでしょう。

信頼関係を構築する上で欠かせないものは「現実性である」と著者は考えます。

探偵が提案する調査に現実性があるか?依頼人の求める答えが高確率で判明するか?という現実性があるかで信頼関係の度合は異なってくると思えるのです。低確率な判明率と思える調査手法を提案されても「依頼人の心は動かない」と言え、高額な調査費用が後に発生することが事前に理解できているならば、「現実的な調査」は依頼者に安心させると同時に、「探偵への信頼を大きくする」でしょう。

現実的な調査手法を確立する探偵

探偵が数多く手掛ける調査の代表に浮気調査が存在します。もっともご依頼者からのニーズが高い調査であると同時に「探偵が提案する現場での調査手法が現実的」であれば依頼人は探偵を信用し浮気調査を依頼するのです。仮に高層オフィスビルが勤務先である調査対象者の浮気調査を実施する際を例に挙げてご説明するならば、出入り口が数多く存在するので「現地で調査をする人員を増やしましょう!」などの提案をする探偵が信用できるか?というお話しになるのです。確かに全ての出入り口を網羅することは確実な調査に繋がりますが「人員を増員すればそれなりの費用となることが必至」であり、利益目当てな探偵?との疑念が浮かんでしまいます。このような探偵からの提案が「現実的でない」ことは言うまでもありません。現実的な探偵の提案をお話ししますと、「確率は少々落ちますが、調査対象者の移動手段が徒歩ということを念頭に置いて駅に最短な出入り口を重点とし調査を実施しましょう」などが善意ある探偵の現実的な提案と言えるのです。確かに低確率な出入り口をたまたま利用すれば調査対象者を見落とすことになってしまいますが「増員した探偵で実施する浮気調査は通常二名で実施される1日の浮気調査の数倍の値段となる」のです。たった1日の浮気調査に数日分の費用を投じることは現実的ではありませんね。どちらの探偵が現実的な提案をご依頼者に進言しているかは理解できることでしょう。全てのシュチュエーションに対して100%との準備を持って望むことも重要ですが、ものには限度や加減が存在するのですから「ケースバイケースで相談し調査を進行する」ことが信頼度合を上げる意味合いにおいても重要となるのです。

探偵・ご依頼者の価値観と調査結果

探偵とご依頼者様の価値観が同等であることは稀であると言えます。調査を実施し調査費用の対価である調査報告が「依頼人の価値観に見合った内容」であるならば対価と同等もしくは、それ以上の「価値ある調査を実施できた」と言えるでしょう。多くの調査がすべてこのような価値を見出せたならば良いのですが、「依頼人の想定に反する調査報告」となってしまう調査案件となるケースでは、「価値のない調査結果」となってしまうことも考えられるのです。このような両極端な結果を事前に想定し探偵の調査を利用される方は少なくないため、調査後のトラブルに関わっているケースも存在しているのです。どんなに調査に対しベストな働きを探偵が実施しても「依頼人の価値観」に見合わなければトラブルは想定内と考えなければなりません。探偵の調査に費やす費用に「価値や意味」があることは、ご依頼者側の状況に大きく関わるものと考えられるのです。

信頼できる探偵は依頼人に対して正直である

探偵が実施する調査が一通り終了する過程において、依頼人にとって不都合となる事実も判明します。しかし、その事実を報告しないまま「依頼人のご機嫌」を伺っていても最終的には探偵が報告義務を怠った事実は残るものです。このような探偵が信頼される探偵と判断されることは困難と言えるでしょう。依頼人にとって悪い事実であっても隠さず正直にご報告し「どうするか?を相談し行動する探偵」が信頼されるのです。オブラートに包み曖昧な状況を作り出し、自分さえ良ければ良いという方向性で業務を実施する探偵の評価は低いと断言できるのです。

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