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探偵ごっこの浮気調査

浮気調査については絶対的にプロの探偵に依頼しなくてはまず肝心の浮気の証拠を得る事は出来ないでしょう。

よく依頼人の中には自分自身で探偵ごっこをしてしまい、配偶者にばれてしまい、それから探偵事務所に浮気調査の依頼をする人もおられます。

夫婦のどちらかが浮気をしていると配偶者が疑っている状況。

そんな時、配偶者が自らが探偵のように尾行してしまうという行動をとってしまうという人がけっこうおられます。

その心理、判らないわけではありませんしよく聞くシチュエーションでもあります。

インターネット上では「自分でできる浮気調査」みたいなサイトもありますが、もし内容に探偵ごっこをして尾行するような内容が記述されていたら興味を引くだけの出鱈目と思って下さい。

まず証拠も押さえられずに失敗してしまうことでしょう。

配偶者を見逃してしまったという程度の失敗ならまだ良いのですが配偶者に察知されてしまうという最悪のケースの人が殆どです。

相手に察知されると言うことは証拠が押さえられていないのに警戒されてしまうという事です。

なにしろ配偶者は貴方の顔を遠くからでも意外に簡単に認識してしまいます。

貴方が配偶者の顔を認識できるように配偶者も出来るのです。

しかも全く有り得ない場所などで。

こうなるとつけ回されたと思うでしょう。

何しろ配偶者は弱みがあるのですから。

これはあくまでも浮気があるという前提でのお話ですが仮に浮気が事実と思われる様な状態であったとしても、この「尾行する」という行為が違法であるという事をご存じですか?

一般の人が「正当な理由」もなく尾行するという行為は法律で禁止されています。

浮気を疑ったから、不貞行為をしていると思ったからというのは「正当な理由」とは認められていません。

ここに過去に起きた実際の例を取り上げましたので一緒に考えてみて下さい。

ある男性、結婚して6年、まだ子供は授かっておらず、夫婦共働きです。

夫は半年くらい前より妻の様子がおかしいと感じ、浮気を疑い始めたそうです。

ある日の土曜日の午後、友人と会うと言うので浮気をしていると思って夫は妻を尾行しました。

疑ってはいたものの平静を装っていたのでとりあえずは上手く尾行は出来たそうです。

ある場所に行くと女性の友人と待ち合わせしていたのでしょう。

そして2人でデパートに入ったのです。

そして婦人服売り場階へ行き、人混みに紛れ、一瞬見逃してしまったのです。

このまま見逃してくれれば良かったものの探してしまい、なんと妻と友人女性と鉢合わせしてしまったのです。

尾行がばれてしまいました。

妻と一緒にいる女性とは面識もあり、一緒に食事などもした関係だったのです。

妻は夫に問いただしました。

妻にしてみれば出掛ける際に家にいた夫がなんでここにいる事に不信感を抱き、デパートの中の人前で大喧嘩になったそうです。

夫は売り言葉に買い言葉で「浮気をしている」と疑っていることを打ち明けてしまったのです。

すると妻は焼き餅がひどくてストーカーまでしてくる異常者だと夫を罵り、その場を友人と離れていきました。

見つかってしまった夫は家に帰るとしばらくして妻が友人と共に帰宅、そして怖くて一緒に生活が出来ないから実家に帰ると言いだし、簡単に荷物をまとめ、引き留めるも言うことを聞かず、友人とともに出て行ったのだそうです。

その後、何度も妻の携帯電話に電話をするも着信拒否、妻の実家に連絡すると両親からは戻っているが話をしたくないと言っているしキミも娘に随分ひどいことをしてくれていたみたいだと罵倒され、切られたという。

しばらくすると弁護士から離婚したい旨の内容証明が届いたという経緯だったというのです。

そしてこのままでは夫がひどい焼き餅焼きで束縛がひどく、ストーカーもしてくる異常者という事で離婚事由にもなるらしいと言うので弁護士に相談。

その弁護士から探偵に話が行き、夫と面談するに至ったのです。

この夫である相談者より最初に妻の浮気を疑った言動を聞き出しました。

すると携帯電話を手放さず、それこそトイレやお風呂に入る時にも持って行き、頻繁にメールをするようになったみたいです。

夫が相手について聞くと仕事関係の人や友人という返答ばかりだったそうです。

そしてついにロックが掛かっていた事で夫婦喧嘩になったという。

この様な事から夫婦関係がおかしくなり、夜の営みも妻が断り、仕事の帰りも以前より遅くなることが多くなっていったということです。

そして完全に浮気と疑い、探偵ごっこをしてしまい、前記のような結末となったというのです。

妻の言動から考察すると確かに浮気が疑われると思われます。

しかし、夫の行動に大きな間違いがあります。

それは探偵の真似をして自ら尾行をしてしまったという事です。

これは夫がしでかした「探偵ごっこ」による結末です。

配偶者であってもつけ回してしまうとストーカー規制法に抵触してくる刑事事件にもなってしまいます。

その後、本物の探偵に依頼したものの別居中の妻は警戒行動が続き、なかなか尻尾を出さず、調査契約の10日間でも結果が得られなかったのです。

ただ警戒さえさせなければもっと短期間で不貞の事実が確実に掴めたに違いないのです。

あくまでも結果論ですが。

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